削る
地金(じがね)をヤスリで削ります
製造工程・使用用途により分類
ヤスリで削った粉の角度を取り丸くしたもの。粒の大きさが16段階。
丸粉をつぶして小判状にしたもの。13段階。
平目粉をさらにうすくのばしたようなもの。10段階。
金箔を、溶かしたニカワと塗って粉々に砕き、小麦粉のような状態にしたもの。
高度な技術と熟練の職人技を融合した、金粉の製造工程。その一部をご紹介。
地金(じがね)をヤスリで削ります
丸めて形を整えます
沈殿時間の違いを利用し、粒をそろえます。
これが『丸粉(まるふん)』になります。
丸粉の場合はこちらで完成です。
『丸粉(まるふん)』が出来た後、伸ばして形を整えます。
そして選別し、つぶして小判状に粒をそろえたものが『平目粉(ひらめふん)』になります。
それをさらに薄く伸ばしたものが『梨地粉(なしじふん)』です。
金継ぎ(きんつぎ)とは、割れたり欠けたりした陶磁器を漆と金粉・銀粉などで修復する日本の伝統技術。
修復の痕跡を隠すのではなく、あえて「美」として際立たせることで、新たな価値を生み出します。
金継ぎは「ものを大切にする精神」「侘び寂びの美意識」を反映した修復技法です。
美しい輝きと耐久性がある
落ち着いた風合い、経年で味わい深く変化
コストを抑えつつ、金継ぎの美しさを表現