株式会社 浅野商店

About us

浅野商店とは

浅野商店の事業

当社の営業範囲は金銀箔粉のほか、その取扱商品の性質上多岐にわたっております。

蒔絵粉 ―金粉、銀粉、白金粉、合金粉―

日本の重要文化財の修復や復元に当社蒔絵粉が使用されていることのみならず、その他、表具、陶磁器、印刷、漆器、電子部材など、その需要は広範囲に及んでおり、当社蒔絵粉が最大のシェアを占めています。

美術工芸品としての金銀屏風

美術工芸品としての金銀屏風は、わが国在外大公使館・領事館の備品として過去40 年以上にわたって当社が外務省に納入しているほか、世界各国の大公使館領事館への納入も引き受け、現在までその販路は英米仏等世界各国100ケ国以上にのぼっております。

金地金取引の自由化

昭和48年3月金地金取引の自由化に伴い、昭和54年12月社団法人日本金地金流通協会が発足するにあたり、同協会登録店として金地金並びに金貨類の販売を開始いたしました。

今後の展開

当社商品の顧客へのサービスを維持発展し、また日本の伝統美術工芸のさらなる国内普及 及び海外展開を目指します。

サステナブル&エコロジカルへの貢献

壊れたら捨てる、のではなく日本には「金継ぎ」という「壊れても金継ぎでより美しく修理する」という素晴らしい文化があります。当社の金銀粉は金継ぎに欠かせない材料として長くお使いいただいております。また当社で使用している機材、道具、収納庫(箔箪笥)などは大正時代の物をはじめ、すべて何度も修繕しながら長く使い続けております。

Corporate Profile会社概要

会社名
株式会社 浅野商店
Asano & Company Limited
代表者
代表取締役 清田順稔
Representative Director / Junji Kiyota
本社工場
〒135-0042 東京都江東区木場2-14-18 浪速木場ビル1F
Kiba 2-14-18, Naniwa-Kiba Blg.1F, Koto-ku, Tokyo 135-0042, Japan
TEL:03-5646-2160 FAX:03-5646-2161
Google Map
銀座事務所
〒104-0061 東京都中央区銀座8-8-5 太陽ビル10F
Ginza 8-8-5, Taiyo Blg.10F, Chuo-ku, Tokyo 104-0061, Japan
TEL:03-3573-1001 FAX:03-3573-2002
Google Map
創業
江戸時代 寛永年間
法人開業
銀座にて明治20年(1887年)
設立
2004年4月21日
資本金
2300万円
事業内容
蒔絵金銀箔粉製造販売
従業員数
4人
取引銀行
三菱UFJ銀行 銀座通支店、三井住友銀行 銀座支店

Company Background浅野商店の起源

当社の起源は、徳川時代初期より日本橋大伝馬町にて幕府金座の御用商をつとめた太田屋金箔に発しております。

その後明治20年4月、その暖簾一切を当社初代浅野金太郎が受け継ぎ、現在の地、銀座八丁目(当時八官町)に太田屋浅野金箔として金銀箔粉商を創業致しました。

爾来約百三十年にわたり金銀箔粉並びに屏風等の美術工芸品の製造販売業を営み、明治期においては、宮内省、大蔵省等の諸官公衙の御用達を受ける等業績を興しました。

昭和初期には、金地金の統制が実施されるようになった時代から戦時中にかけての統制強化企業整備の情勢下においても大蔵省から特に特殊商品販売機関としての指定を受けて斯業を継続した実績を持っております。

昭和28年8月金地金の保護維持政策の実施に伴い、神社仏閣等の文化財復元、改修工事が盛んとなり、これに要する金銀箔粉は殆んど当社の製品が使用されることとなりました。

殊にわが国の代表的な文化財であります平泉中尊寺、日光東照宮、金閣寺などの復元改修工事には当社の製品が多量に用いられてまいりました。

又世界各国との外交関係の伸展に伴い、わが国の在外大公使館における金銀屏風の需要が増大し、その殆どすべてを当社が調製しております。

また、わが国のパスポートに無くてはならない表紙の菊花紋は、戦前より当社の箔が使用されておりました。

又世界各国との外交関係の伸展に伴い、わが国の在外大公使館における金銀屏風の需要が増大し、その殆どすべてを当社が調製しております。

また、わが国のパスポートに無くてはならない表紙の菊花紋は、戦前より当社の箔が使用されておりました。

History沿革

寛永年間
太田屋金箔創業
明治20年4月
浅野金太郎、太田屋金箔を受け継ぎ金銀箔粉並びに屏風業を銀座にて創業。
昭和3年5月
大礼記念国産振興東京博覧会に金銀箔粉及び金屏風を出品、有功賞金牌 を受賞。
昭和3年12月
大礼記念京都大博覧会に出品、銀牌受賞。東京勧業博覧会に出品、銅牌を 受賞。
昭和12年
金銀箔粉の製造販売が統制される中、大蔵省より金銀箔粉の配給機関としての指定を受け、事業を継続。
昭和23年
大蔵省の指示により東京箔粉製造組合を創設し、特定品販売機関となる。
昭和28年8月
金銀箔粉の統制解除により東京箔粉製造組合を解散。
昭和37年12月
従来の営業品目中、屏風、額等の美術工芸品関係を区分し、新た に貴金属製品、七宝焼工芸品、漆器類等を加え、美術工芸品部門を開設。
昭和55年3月
社団法人日本金地金流通協会登録店に認定される。
平成12年11月
インターネットによる受注を開始。
令和4年12月
現任清田順稔が代表者に就任。